肩こりや腰痛のほかに、体が動きづらかったり、太ってきた…というお悩みをお持ちの方は、体が歪んでいることが原因かもしれません。
特に女性に多い悩みである骨盤の歪みなどは、体に様々な悩みをもたらしてしまう怖い悩みなのですよ!
今回は体の歪み、特に背骨の歪みを整えるヨガをご紹介します。
体の歪みとは?デメリットはあるの?

体の歪みとは、利き手や利き足のくせなどにより、段々と体の左右のバランスが変わってきてしまうことを指します。
カバンを常に同じ方向にかけていたり、仕事などで長時間同じ姿勢でいたり、運動不足などにより体の歪みが出てきます。
体の歪みで多いものは、骨盤や背骨の歪みです。
体が歪んでくることで生まれてしまうデメリットは、関節を痛めたり、内臓の不調を生んだり筋肉を痛めてしまうことに繋がったりなど、様々なデメ ‘リットがあります。
特に背骨は体を支える軸となるので、上半身の体重をうまく分散させて全身の筋肉に負担のかからないように体がバランス良く支えられる働きをしています。
ではその背骨を綺麗な形に整えるにはどうすればいいのでしょうか?
背骨の歪みを整える方法

背骨の歪みが出ると、頭の位置や肩の位置が傾いたり、真っ直ぐ歩けないなどのサインが体に出てきます。
また、腰が前や後ろ、左右に傾いたり、反り腰になったりします。
そこで
一度歪んでしまっても、筋肉を鍛えたり柔軟性を上げたりすることで正しい姿勢を取り戻すことができます。
そのためには、毎日のストレッチやフィットネスが健康な体を取り入れるためのキーポイントになります。
そこで無理なく運動をしてリラックスして体を整えられるのは、ヨガがおすすめです。
背骨の歪みを整えるヨガ

では今回は背骨の歪みを整えるヨガをご紹介していきます!
無理なくできるものばかりなので、夜寝る前やリラックスをしたいときに挑戦してみてくださいね。
腹部のねじりのポーズ
ジャタラパリヴァルタナーサナというポーズです。
骨盤や背骨の歪みを整えて自律神経も整えてくれます。
①両足を揃えて仰向けに寝転びます。
②両腕は肩のラインで左右に広げ、右足を天井向けて持ち上げます。この時できるだけ足首は90°に保ちましょう。顔は真っ直ぐ前を見ます。
③息を吐きながら、右足を左へ倒します。顔は右方向を向いて、脇腹が捻れているのを感じてくださいね。
④反対方向も同じ手順でねじります。
ねじりのポーズは内臓も刺激してくれるので、内臓の動きが活発になり、胃の不調や便秘の改善に繋がったりします。
また運動不足で内臓の動きが悪い人は、内臓が活発になるので、よく食べられるようになることもあるそうです。
ねじりのポーズも手軽にできるポーズなので、ご飯を食べた後や、寝る前などリラックスしたいときに手軽に取り入れて行きたいヨガですね。
仰向け三日月のポーズ
体の体側を伸ばすことで、体の側面と腰回りの筋肉のストレッチにもなり、重力で固まった全身の筋肉を引き伸ばすイメージでリラックスしましょう。
①仰向けになり、両腕を頭の先に伸ばします。
②伸ばした上半身を左にずらします。
③お尻が動かないように両足も左にずらします。
④腰をできるだけ床にしっかりとつけましょう。
⑤右側もずらします。
⑥ずらした状態で3〜5息をしてリラックスしてから元の仰向けに戻り完成です。
チャイルドポーズ
バーラ・アーサナというポーズで、心と体に安心を与えてくれます。
休憩のポーズとしてもよく使うポーズなので、知っているという人は多いかもしれませんね。
しっかりと呼吸を意識して、リラックスするので、ストレスを解消するのにはもってこいのポーズです。
①正座で座ります。このとき背筋を伸ばして、足は親指を重ねない状態で座りましょう。
②両腕を伸ばし、前の床に手をつきます。
③息を吐きながらゆっくりと手を前に滑らせて、上半身を前に倒しておでこを床につけましょう。
④体の力を抜いて体の重さを感じながらゆっくりと呼吸をしましょう。このときに両腕が辛い場合は、足の裏を触るイメージで腕を下ろしましょう。
チャイルドポーズは呼吸を感じるためのポーズです。
呼吸をするたびに、背中が広がったり閉じたりすることを感じながら、しっかりと空気を全身に巡らせましょう。
お腹が苦しい場合は長い抱き枕などを体の下にひいで抱き枕を抱えるような形でリラックスしましょう。
チャイルドポーズは朝起きたてで、体を少しずつ起こす時などに使いやすいポーズですね。
まとめ
今回は背骨の歪みが体の不調を起こす原因であることを紹介してきました。
体の歪みが出ると、内臓の不調や筋肉や関節が痛くなったりするので、デメリットがあります。
できるだけ、ゆったりとしたストレッチのようなヨガで、体の歪みを改善して健康的な体を手に入れてくださいね。